こどもの夢
5月5日のこどもの日も過ぎ、GWのお休みも終わった。
コロナ禍が過ぎて、あちこちで、イベントがあり、旅行に行く人も多く人混みで賑わったらしい。
私は5月に入り、気温の変化で体調を崩し、偏頭痛に悩まされた。
雨が降ると頭痛がする。GWの途中で大雨となり、具合が悪くて起き上がれなくなり、寝てばかりいた。薬を飲んで休んでいると夢ばかりみる。
こどもの夢、
4人の息子達の小さかった頃の夢、
特に関東に就職して結婚した次男の夢
GWなのに家を出た3人の息子達は電話一本してこない。
娘二人いる友人は長女、次女家族が次々と孫を連れてやって来て忙しそうだ。
ああ、息子はつまらない。産み損、育て損、お金の掛け損とつぶやきたくなる。
かなり、身体がまいっているな。寂しさや空しさでマイナス思考になっていく。
こどもの夢ばかり見るのよねと友人に話すと、ああ。分かるよ。
私も身体が弱ると子供の小さかった頃の事ばかり夢に出てくる。
ある友人は一人息子がアメリカで仕事して結婚し、コロナ禍で会えないから、飛行機乗ってアメリカにいる息子に会う夢ばかり見てたと話をされた。
5月5日はこどもの日
いつから会えない子供に会う夢を見る日になったのだろう。
コロナ禍で会えない息子達の夢を見る。小さく、まだ幼かった頃の夢、トイレにも行けないくらい、追い掛け回され、ちょつと、側を離れただけで号泣していた頃の息子達、特に我が家は長男、次男と年子、
8歳離れて、三男、四男も年子、本当に、両手に子供の手を握り締め、離さないようにしていた日々、赤ちゃんだった頃は抱っこちゃんベルトで後ろに長男を背負い、前に次男、汗だくだくの日々だった。
三男、四男の時は肩凝りがひどいからと、おんぶに抱っこもしんどくなり、双子用のベビーカーに二人をベルトでくくりつけ、毎日、散歩してたっけ。
そんなこどもの頃の夢を見る。
特に関東に早く就職して会えない次男の夢を見る。
つくづく、飛行機乗らないと会えないような所に就職させるのではなかったと後悔してしまう。
年々、年老いて、体力落ちてくると近くに息子はいてほしいと願ってしまう。
今はライン電話で毎日でも顔見れるよと言われても、母親は会いたいのに、息子は親に会いたいとは思っていない。まだ親は元気だと思っているのだろう。
更年期かな。いやいや、更年期はもう、過ぎているはずだな。
世の中、5月5日はこどもの日、大人になってしまった息子に会いたくて、幼かった子供の頃の夢を見てしまう。母親とはなんと悲しく切ない生き物だろう。
もうすぐ母の日だ。生存確認のために花一つぐらい送ってくるだろう。
さあ、GWも過ぎ、しっかりと前向いて生きて行こう、ウォーキングしよう。
元気に頑張っているのだから、4人の息子達はそれだけで親孝行だとつぶやいて、母は今日も生きていくよ。
こどもの夢は今も時々、見るけどね。
母親が一番、子育てしてて黄金時代、幸せな記憶なのだから。